このたびは多大なご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした

耳が聞こえない障害を乗り越えて作曲活動をしているとしてきた佐村河内守氏が、実際は、他人に作曲を依頼していた問題で、7日佐村河内氏本人が、問題発覚後初めて記者会見を開き、「このたびは多大なご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした」と謝罪しました。

この問題は、15年ほど前から両耳が全く聞こえない障害を乗り越えて作曲活動をしているとしてきた佐村河内守氏(50)が、実際には作曲家の新垣隆氏(43)に曲を作ってもらい、自分の作品として発表していたものです。
先月、この問題が発覚してから佐村河内氏は公の場に姿を見せていませんでしたが、7日初めて東京都内で記者会見を開きました。
佐村河内氏は、およそ300人の報道関係者が集まった会見場に、長髪だった髪を切り、ひげもそったうえで、サングラスをかけずに姿を現しました。
会見で佐村河内氏は、「このたびは多大なご迷惑を皆様におかけしまして誠に申し訳ございませんでした」と謝罪しました。 また、両耳が全く聞こえないというのはうそで3年ほど前から「ある程度回復していた」と先月、文書で告白したことについて医療機関で新たに検査を受けた結果、音が聞き取りづらい「感音性難聴」と診断されたものの聴覚障害ではなかったということです。
このため、佐村河内氏は「障害者手帳につきましては検査の結果返納いたしました。私はこれまで障害年金は一度も受け取っていません」と説明しました。
一方で「会話は聞き取れないことがほとんどで、手話通訳が必要なのはうそ偽りがありません」と述べました。
さらに、曲作りを依頼していた新垣氏との関係について「この18年間で新垣氏から『もうやめましょう』と言われたことは、ただ1度。去年のことです」と説明したほか、新垣氏の証言にはうそがあると主張し、「新垣氏を名誉毀損で訴えます」と述べ、近く弁護士と会って相談する考えを示しました。
また、聴覚の障害を宣伝に利用したという指摘については「やり方は本当に間違っていたが、闇に沈む人たちに光を当てたいという気持ちは天地神明に誓って本物です」と釈明しました。
会見は、佐村河内氏が記者の質問に手話通訳者を介して受け答えする形式で3時間近くにわたって行われました。

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